とうとう行きました。毎回出歩く度、そう思います。
つくばの職場にいた岐阜県出身者が、安房峠道路(有料)が開通した時にすんごく喜んでいたの。冬通れなかったこの道(旧道)が、安房峠道路のおかげで冬帰れるようになったって。
あの頃は岐阜っていったら、遠い長野のさらに遠くなので、あまり関心無かったけど、地図をよく見れば、画期的なのがすごく判った。
峠道とかオフロードとか好きな人が周りにいたおかげで、あたしも旧道とかが好きな人になってました。それで行ったんですよ、その旧道へ。そしたら、思っていた以上にすごくすごい。おカネ払っても旧道を通りたい、その風景がこれだぁ。
奥穂と前穂とか、見えちゃったじゃんよ~。ここまで見えるとは知らなかった。そして焼岳も。焼岳の地肌がよく見える。
しばらく行くと、岐阜県というところだぁ、峠すごい。有料道路はトンネルなので、この感動は旧道じゃないと得られない~。口角が上がって顔が若くなる峠。
峠からも山がよく見えるし、青空ですごくすごい。岐阜へ帰省する人はこの景色を見ていたとは、やられたぁ~。ここを ちゃっちゃか ちゃっちゃか 帰ってたのかぁよ。
それから峠を過ぎたら下る下る。それでも平湯温泉が、あんな下のほう。あたし高いとこに居たんだ。あっち(山の中腹)に見える道路も蛇みたいに あっち行ったりこっち行ったり、あんな高いところでしている。
11時。平湯温泉に到着しました。今日の目当ては「平湯の湯」。しかも今日も貸し切り。しかもこの緑の湯はなんだぁ、透明や白や土色の湯は入ったことあるけど、緑。おおさわぎ~。
ぬるめだったので、長く入る事になるなぁって思ったのですが、はしゃぎすぎて、心が熱くなって、40分の入浴でした。
平湯と言ったら平湯大滝。駐車場からやや登りの舗装道を15分。
大きい滝だし、上から下までまっすぐに降りてる。
もう少し西へ車で走って、次は銚子の滝。ここは駐車場から歩いて2分。
なんと行く気なら、今の立ち位置から少し左向こうに、滝つぼまで降りられるようになってます。滝天国。茨城県に一つ下さい。
最終目的は飛騨大鍾乳洞。いつも乗鞍上高地に行く道中に、この看板が大きくあって、道の駅に寄れば100円割引券があって、行かないとならない気分になったので、来ました。この目の前の山の中が鍾乳洞になっています。
じっくりじっくり見てきました。
さて、引き返し。帰りは安房峠はどっちの道にしようかと思ったのですが、やはり面白い旧道です。となると、旧道入り口の、またまた「平湯の湯」の前を通ったので、また入浴しました。それがそれが、午前中はぬるかったのに、今度はゆっくり体を沈めないと熱いほどの熱さです。なんで1日のうちでこんなに違うの~。
岐阜県側の上高地行きの駐車場「あかんだな駐車場」の様子を見て、
旧道らったった。
ダケカンバのすごくある所もあって、楽し。
旧道を行く前にネットで見ると、酷道とか、おカネをケチって旧道を通ると大変な事になりますとか、カーブでクラクション鳴らしながら走るとか書いてあって、1年間くらい悩んだんですが、
しばらくたってまたネット見ると、昔と違い車も少ないので快適、天気が良ければ景色がきれいとか書いてあって、後者を信じて行く気になって行って、ほんとに良かった。
路面はアスファルトが少し荒れている箇所はあるけど、修復が常に入るようだし、警笛ならせの看板も無く(つまりそれほどじゃない)ミラーもちゃんとあるので、昼間でライト付けながら走れば(対向車に知らせるため)おっかなく無い。